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大腸カメラ後のお腹の張り

みなさんこんばんわ!

お久しぶりのブログになってしまいましたが、今回は、大腸カメラ検査に伴うお腹の張りについて書こうと思います。

「大腸カメラ後のお腹の張り」について検索してこのページにたどり着いた方も、最後に解消法を記載しておくのでよかったら試してみてくださいね。

大腸カメラの後、お腹が張る…

大腸カメラを受けられたことのある方の中には、検査後のお腹の張りや痛みに苦しんだ経験のある方がいるのではないでしょうか?

お腹が張ると場合によっては立っていられないくらい痛いんですよね・・・

なんでお腹が張るの?

大腸カメラや大腸CTの検査時は、大腸の中をよく観察するために空気を腸の中へ送りこみます。(大腸がぺたんこのままだと見えないので…)

その空気がうまく排出されないとガスが溜まった感じがしてお腹が張ってしまいます。

お腹が張らないようにできないの?

当院では、空気の200倍吸収が早い炭酸ガスを送気することでお腹の張りが速やかに解消するようにしています。

吸収された炭酸ガスは二酸化炭素になって呼気として排出されるためお身体への負担も少ないです。

また、腸を圧迫することなく内視鏡カメラを進ませる軸保持短縮法を用いることで、空気を入れないように工夫しています。

それでも痛い時はどうしたらいいの?

おならをたくさんして、ガスを出してください。時間を追って楽になります!

ストレッチ法①

①右腹を下にして横になる

横行結腸を下から上にマッサージする

②うつ伏せになって深呼吸

③左腹を下にして横になる

正面から見て時計回りにお腹をマッサージする。

④仰向けでも時計回りにお腹をさする。

①〜④をゆっくり何度か繰り返すとガスが抜けやすいです。

※いずれの場合も強く刺激しすぎないこと!

ストレッチ法②

①約10分間、床やベッドでうつぶせになる

その間、本を読んだり携帯を見ても大丈夫です。

うつぶせになる場所は畳やフローリングがおすすめですが、布団でも大丈夫です。

②そのままゴロゴロと左右に体を揺らす。

揺らすときの刺激で腸をゆすることでオナラとして溜まったガスを抜くことができます。

いろいろと工夫をしてもお腹が痛くなってしまう人もいらっしゃいます。

こればっかりは体質もあるかと…

もしも大腸カメラ後にお腹が張って痛い時は上記の方法を試してみてくださいね。

もちろん、検査後不安に感じることがあればお問い合わせいただいて結構ですので、ご自身で抱え込んだりしないでくださいね!

2020.09.19|コラム,未分類

7月14日は内視鏡の日です

気付けばいつの間にか下半期。

1年ってあっという間に過ぎていきますね。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

7月14日は、「な(7)い(1)し(4)きょうの日(内視鏡の日)」です!

最新のがん統計によると、2人に1人は一生のうちにがんに罹患するといわれています。

その中でも大腸がんは男女を合わせて最も罹患率が高いがんとして知られています。

大腸がんは早期発見し適切に治療すれば完治する病気です!!

また、がんの根になる、腺腫や鋸歯状病変の状態で切除すれば癌を予防することもできます。

つまり、早期発見・治療を行う事ができれば大腸がんは決して怖い病気ではないのです。

がんを早期発見するためには内視鏡検査や、当院で導入している大腸CT検査が有効ですよ。

内視鏡検査は「痛そう」「苦しそう」「気持ち悪そう」などいいイメージがない方が多いと思います。

当院ではそんなイメージを払拭できるよう少しでも楽な気持ちで検査を受けられるよう様々な工夫を凝らしております。

例えば・・・

軸保持短縮法というおなかのつらさを感じさせない腸を伸ばさない方法で内視鏡を挿入する。

→腸を伸ばして挿入する内視鏡よりも、お腹が張りにくく、痛みも軽減するので安心して検査を受けることができると思います。

少しウトウトする程度の鎮静剤を使用して検査を行う。

患者さん一人ひとりに適した量のお薬を調合して、体に優しく、つらくない検査になるよう心がけています。

「内視鏡検査なんてしたらコロナウイルスが心配…」というかたもいらっしゃるかと思います。

当院では内視鏡学会のガイドラインに加え、工夫した感染予防、徹底的な換気消毒を行なっておりますので安心していただければ幸いです。

便潜血が陽性であっても、精密検査を受けない方が非常に多いのが問題となっています。

詳しくはこちら(別ウインドウが開きます)

繰り返しになりますが、大腸がんは早期発見で90%以上が治癒する病気です

大丈夫だろうと思って再検査を受けていない人はいませんか?

気になった方はぜひご相談を!

各種検診が再開します

各務原市で例年6月1日から実施している各種検診は7月1日から実施されることになりました!

※各務原市の検診日程について
詳しくはこちら!(各務原市のサイトが開きます)


緊急事態宣言が解除され、少しずつですがウイルス流行前の活気を取り戻しつつあるように感じます。

現時点では、新型コロナウイルス感染者は少なくなりました。各務原市においては約1ヶ月の間、確認されておりません。

それでも、待合室や診察室などでの感染を心配して、受診や検査等を控えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

新型コロナウィルス以外にも、治療が遅れると危険な病気はたくさんあります。

当院ではでき得る限りの感染予防対策を行っておりますので、安心して御来院ください。

皆様の健康管理が疎かになるのを心配しております。

とはいえ、油断は禁物!

第二波の襲来も気になるところです…

「新しい生活様式」を日常生活の中に取り入れて、感染拡大を予防していきましょう!

新しい生活様式に馴染めるようにがんばります!

ところで、ブログ読まれてる方いらっしゃいますか?(^^;;

もしよければ、感想を聞かせてくださいね^_^

内視鏡検査を再開いたします。

内視鏡検査の受付を再開します!

当院では内視鏡学会ガイドラインに従い、かつ様々な工夫をすることで安全な内視鏡検査を提供できるよう準備を行ってきました。

そして、5月14日付で岐阜県への緊急事態宣言が解除されたことから、一時的に停止しておりました内視鏡検査の受付を再開いたします。

感染症対策の一環で、検査の延期などを受け入れてくださった患者様、皆様に心より感謝申し上げます。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

なお、当面の間は内視鏡検査の予約の件数を制限させていただきます。

(検査の前後に消毒、換気などを徹底して行うために時間がかかってしまいますのが理由でございます。)

また、新型コロナウイルスへの感染状態に関する問診や体温測定の結果次第では、検査が延期になる可能性があることもご理解いただきますよう、お願い申し上げます。

各務原市のみなさんを始め、岐阜県に在住の方々の日々の行動のひとつひとつが緊急事態宣言解除に繋がったのだと思います。

まだ、完全に終息したわけではないので油断は禁物ですが、一刻も早く皆様が日常に戻れますことをお祈り申し上げます。

舌下免疫療法を始めます

スギ花粉症・ダニアレルギーに対しての、アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法)を当院でも導入することにいたしました。

令和2年6月ごろより受付を開始する予定です。

長期にわたり正しく治療を行う事で、アレルギー症状を直したり、症状を和らげてアレルギー治療薬の使用量を減らすことが期待できます。

舌下免疫療法をご希望の方は、当院までご相談ください!!

アレルギー物質がこんなにかわいいお顔だといいんですけどね^^;

大腸カメラレポート

大腸カメラってハードルが高いですよね。

院長は大腸CTしかやったことがないので、以前、大腸カメラを施行したスタッフに率直な感想を書いてもらいましたので掲載します。

↓↓↓以下感想文です。↓↓↓

~大腸カメラ前日~

検査食を朝昼晩いただきました。

親子丼、カレー、おかゆ

ごめんなさい、こんなことを言ってはいけないのかもしれませんが、見た感じおいしくなさそうだと思いました

でも、最近の検査食って意外とおいしいんですね!!ちゃんと食べられましたよ。笑

一応、院長が一番おいしそうなのを選んだみたいです。

寝る前に、下剤を一本のみました。(10mlなのでコップにいれて一気飲みしました。)

私は、まずいものはすごく嫌いですが、味はしなかったので飲めました。

普通のお薬より味はない方だと思います!

先生に「お腹が痛くて夜に目がさめるかも」と言われましたが朝までぐっすり眠れました。

~大腸カメラ当日~

看護師さんにモビプレップ(また違う下剤です)の説明を聞き、飲み始めました。

モビプレップ

飲み方にルールがあって、15分かけて200mlの下剤を飲む、水を100mlのむ、の繰り返しでとりあえず下剤を1リットルのむんですが…下剤がしょっぱいポカリスエットって感じの味であんまりおいしくはないです。泣

モビプレップは冷やして飲んだ方が味がまだ緩和される感じです。

でも、その分、身体が冷えるので、私はモビプレップとお湯を交互に飲んでいました。

多分三杯目(600ml)のモビプレップを飲み終わったくらいでようやく便意が感じられて排便が。

その後は順調に排便があり、4~5回目で前処置完了の便の状態になりました。

~診察台へ~

着替えて診察台へ!

わたしはスタッフなので和気藹々とした雰囲気でリラックスできました。

鎮静剤をいれるための点滴を刺してもらいます。

これはまあまあ痛いと、ほかの人のぶろぐで読みましたがうちのスタッフは点滴のうまさに定評があるので(手前味噌ですみません)痛くありませんでした!

先生に鎮静剤をいれてもらいます。

「先生、麻酔がかからなかったらどうしよう…」と言った三秒後には寝てしまったみたいです。

起きたときには検査が終わっていました!!!

検査の結果は特に問題ありませんでした。

起きた後すぐに歩いたりしゃべったりできますが、やっぱり多少ふらふらするので気をつけてください!

~総論~

大腸カメラ痛くないですよ!!!!※個人差はあると思います

わたしが下剤でおなかぴーぴーにもならなかったし、検査は寝たまま終わったので、全然平気でした!というか記憶がないです。

鎮静剤が効きやすい体質だったのもあると思いますが、全然苦痛じゃなかったので敷居が下がりました。

こんなに痛くないなら胃カメラもやってみてもいいなと思います。(先生、上から目線ですみません。やっていただいてありがとうございました)

以上です!

いかがでしたでしょうか?

スタッフにするのは少し緊張しますね!!

鎮静剤の効きは薬の使い分けなどで調整できますので、不安があればなんでも事前に相談してくださいね。

いずれも当日の運転はできないので、その点はご了承ください。

スタッフは歩いて帰りました。

これでも、お尻に内視鏡カメラはハードル高いなと思われる方!

当院には大腸CTもありますので、ご相談ください。

現在、コロナウイルスの影響で当院では内視鏡検査を行なっておりませんが、落ち着き次第、再開する予定です。

2020.05.03|コラム

内視鏡検査について

新型コロナウイルス感染症に関する消化器内視鏡診療について

※個人的な解釈が含まれますので、過酷な状況の中、内視鏡検査を続けていらっしゃる他の医療機関を批判したり貶める意思はないとご理解ください。

当院においては、コロナウィルス感染のリスクを考え、3月頃から内視鏡検査の延期を患者さまにお願いしております。

ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

そして、快くご協力をいただきました患者さま、みなさまに大変感謝しております。

さて、このたび4/16付で「消化器内視鏡学会」より以下のような通達がありました。(検索すると読めるので興味のある方は読んでみるのもいいかもしれません。)

以下、抜粋です。

・新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象地域においては、感染拡大を防ぎ、かつ医療従事者を守るためにも、少なくとも緊急事態宣言の期間中は緊急性のない消化器内視鏡診療の延期・中止を強く勧めます。このことは、個人防護具の節約のためにも極めて重要なことです。

延期できない検査・治療の多くはクリニックで施行する頻度は低いと考えられますので、実施可能で感染対策がとれている施設に紹介されることが肝要と考えます。

これは、いわば個人病院での内視鏡検査を控えろといった内容だと感じました。

当院で感染対策がとれてないかといえば、そんなことはありません!!

むしろ、早期から感染リスクを考え、防護服の着用やフェイスシールドの装着を徹底して行っておりました。

しかし、内視鏡検査の施行による感染リスクが高いことには変わりないと考え、患者さまやスタッフ、そのご家族の方々、地域のみなさまの安心のためにも、内視鏡検査は可能な限り控えた方がよいように思えました。

また、内視鏡検査を控えることによって個人防護具の節約につながるとも考えました。

医療用防護服は全国的に不足しています。節約することで、集中治療室や重症患者の治療を行なってくださっている方々に少しでも行き渡るとよいと思います。(微力ですが。やらないよりいいはず!)

2019年9月にリニューアル開業してから、普段の診察に加え、胃カメラや大腸カメラだけでなく大腸CTを導入するなど、患者様のご病気の早期発見、治療を目標としてきました。今もその気持ちは変わりません。なので、検査の機会が減るのは残念です。

しかし、今は一人一人ができうる限りの努力をして感染拡大を食い止めるべき時だと思います。

従って、あちわ内科では、しばらくの間、内視鏡検査は行いません。

もちろん、緊急で検査が必要な病気はあります。その場合には、対応の病院を紹介しますので、ご安心ください。

当院で対応できることもありますので、変わらず気軽に相談もしてくださいね。

院内での感染対策

最近はテレビをつけるとコロナウィルスの話題ばかりで気が滅入りますね😢
患者さまからも不安の声が聞こえてきます。
 
あちわ内科では、患者さまに少しでも安心してご来院していただけるように様々なコロナウイルス対策をしています。

例えば・・・
 
★1日2回、朝と夕方にスタッフの検温。

★職員全員のマスク常時着用。

★院内の消毒の徹底。
※治療器具や診療台など、新型コロナウイルスに限らず普段から感染症対策として滅菌や消毒を徹底しています。

★院内各所に手指消毒液の設置。

しっかりとした換気(この季節なので、寒いかもしれませんが、ご理解いただけると幸いです)

また、症状に応じてではありますが、

⭐︎車で待機していただく。

⭐︎診察から薬の受け渡しまでほかの患者さまと接触することがないよう配慮する。

などなど。

現在の日本国内の感染状況をみて、来院を控えている患者さまもいらっしゃると思います。


でも、コロナウィルス以外でも放っておくと危険な病気はたくさんあります!


今後も、でき得る限りの院内感染防止対策を行なっていきますので、安心して御来院いただければと思います。

コロナウイルスPCR検査について。

コロナウィルスのPCR検査について

高山義浩先生がとてもわかりやすい内容でFacebookに投稿されていたので、わたしもシェアさせてください。

以下、引用です。

長いですが、ぜひ参考にしてください。

↓↓↓

新型コロナウイルスの診断に用いられるPCR検査について、明日(3月6日)から保険適用となります。いままでは保健所の適用判断による行政検査のみでしたが、今後は医療機関の医師が必要と判断すれば、保健所を介さずに検査できるようになります。

ただし、どこの医療機関でも検査を実施してくれるわけではなく、全国に844ある「帰国者・接触者外来」を中心に、都道府県が指定する医療機関のみで実施されます。このこと、総理すら理解されていなかった節があり、明日以降、医療現場で混乱があるかもしれません。

以下、このPCR検査と今後の医療体制について、Q&A方式で解説します。皆さま、どうぞ適正に医療機関を受診するようにお願いします。

問1 PCR検査の精度はどのぐらいですか?

臨床検査の精度管理には、いろんな指標があります。そのうち感度というものが重要な指標なので、これで説明します。感度とは「真の感染者に検査したとき、どれくらいが陽性になるか」というもの。裏を返せば、「見逃しがどれくらい出るか」という指標でもあります。

で、実は、新型コロナウイルス感染症に対するPCR検査の感度は高くありません。諸説ありますが、おそらく70%以下だと思われます。10人の感染者がいたとして、少なくとも3人は見逃すってことです。このことを理解いただいたうえで、以下を読み進めてください。

問2 なぜ、保健所による行政検査は制限されていたのですか?

地方における検査体制は無尽蔵ではありません。検査を行う機械も必要ですが、検査のための試薬も必要です。もちろん、検査技師も必要で、検体を運ぶ人も必要です。これまで医師が必要と判断しても、そのすべてを受け止めるだけの検査体制がありませんでした。今回、民間の検査機関が参入して、検査体制が強化されること自体は良いことだと思います。

問3 明日からは、検査を受けたい人なら誰でも受けられるのですか?

いいえ、誰もが受けられるわけではありません。症状が長引いていて、かつ医師が必要と認める患者さんだけです。公費が充てられるとのことで、自己負担はありませんが、そもそもは1回あたり1万8000円もする検査です。風邪症状だけで皆さんが使い始めたら大変なことになります。ただでさえひっ迫している社会保障費ですから、必要な患者さんに絞られるべきです。

問4 なぜ、一般のクリニックでは検査をしてくれないのですか?

民間の検査機関における体制も十分ではないからです。万一、検査依頼が殺到してしまうと、重症患者への検査ができなくなってしまう恐れがあります。ですから、感染が確認された患者さんの入院体制までが整った医療機関に絞っています。

もうひとつ、医療従事者を危険にさらすという問題もあります。PCR検査というのは、鼻やのどに綿棒を突っ込んで検体を採取します。そうすると、多くの人は激しく咳き込みます。このときエアロゾルと呼ばれるウイルスを含んだ粒子を大量に拡散させるんですね。

インフルエンザの検査であれば、サージカルマスクを着用していれば予防できるのですが、新型コロナだとサージカルマスクでは防ぎきれない可能性が指摘されています。小さなクリニックの診察室だと換気が不十分なこともあり、医療従事者の感染リスクとして心配されているのです。

さらに、十分な換気もしないまま、次の患者さんが診察室に入ると・・・ その患者さんすら感染してしまうリスクになります。ですから、このPCR検査は小さなクリニックで行うべきではありません。それなりの設備をそなえた医療機関でのみ行うべきなのです。

問5 軽症でも検査で診断すれば、外出自粛などの予防につながるのでは?

前述のように、PCR検査の感度は高くありません。見逃しが多いということです。検査をして陰性であれば、皆さん、自分は大丈夫だ、ただの風邪だと思ってしまいますよね。そうやって、外出を自粛せずに仕事をしたり、遊びに行ったりするかもしれません。これでは、感染拡大の原因になってしまいますね。検査結果によらず、誰しも症状があるあいだは、家で療養していただくことが一番なんです。

問6 とはいえ、診断してもらった方が安心なのですが?

よくわかります。原因不明の発熱ほど不安なものはないですよね。診断名を聞いただけで安心される患者さんもいらっしゃいます。たとえ治療できなかったとしても、見通しを伝えることだって医療の役割だと私も思います。

それでも、どうか症状が軽いのであれば、いまは診断を求めずに家で休まれていてください。症状の軽い人まで病院に集まってしまうと、待合室に人混みができてしまいます。ほとんどの人は新型コロナに感染していないでしょう。でも、そこには本物の感染者も混じっている可能性があるのです。

現時点において、皆さんが電車に乗っても、スーパーに買い物に行っても、新型コロナに感染する可能性はほとんどありません。そこまで地域流行していません。でも、唯一例外なのが病院の待合室なんです。新型コロナではなかったのに、病院に行ったばっかりに新型コロナに感染して帰ってくる。そんなことが起きてしまうことを心配しています。

ですから、病院に行かないことこそが感染拡大を防止するうえで重要なのです。病院に人混みを作らないことで、体調不良で受診してくる乳幼児や高齢者、基礎疾患のある人を守ってください。不安な方のためには、各都道府県が電話相談窓口を設置しています。県庁のウェブサイトなどで確認してみてください。

もちろん、症状が4日以上長引いているとか、倦怠感が強い、息苦しい、食事がとれないなど、症状が重いと感じるようでしたら、迷わず医療機関を受診いただいて結構です。

問7 軽症のうちに診断した方が重症化が予防できるのでは?

いいえ、早めに受診しても重症化を予測することはできませんし、軽症の段階から使用できる治療薬もありません。たしかに、重症患者に対して使われている薬剤(カレトラ、アビガンなど)はあるのですが、これら薬剤の効果については、まだ明確ではありません。風邪薬や抗菌薬などと比べると副作用の強い薬です。軽症者が内服することのメリットはありません。

たしかに、高齢者や基礎疾患がある方については、重症化するリスクが存在します。何らかの見守りが必要になることもありますから、体調のことで気になることがあったり、2日程度たっても症状が改善しないのであれば、(新型コロナ以外の可能性もふまえて)かかりつけ医に早めに相談することをお勧めします。

あと、お子さんを見守っているお母さん(とお父さん)。あなたの直観は正しいです。親として病院に連れて行った方がいいと思うなら、周囲がとやかく言うことではありません。迷わず受診させてください。ただし、「大丈夫そうなんだけど、念のため診断してもらおうかな」だったら、ゆっくり寝かせておいた方が良いかもしれません。

判断に迷うようでしたら、小児救急でんわ相談の短縮番号「#8000」をプッシュしてみてください。お住まいの都道府県の相談窓口に自動転送され、小児科医師や看護師から対処の仕方や受診する病院などのアドバイスが受けられます。

ーーー

※ このQ&Aについて、高山は一切著作権を主張しません。お役に立ちそうでしたら、どうぞ自由に引用/改変いただいて活用してください。

新型コロナウイルス感染症に関して

現在、中国を中心に新型コロナウイルスによる感染が拡大し、ご心配されている方も多いと思います。

コロナウィルスには、インフルエンザのような迅速検査キットは今のところありません。

当クリニックでは、新型コロナウィルスの検査ができないため、疑いのある患者様の診察・診断はおこなっておりません。

中国への渡航歴のある方、渡航歴がなくとも感染者や感染が疑われる方の接触のあった方などで、せき症状や倦怠感、発熱、その他体調不良を感じる方など、新型コロナウィルスの疑いのある方は、専門の医療機関を受診してください。

どうしたら良いかわからず不安な方は、住んでいる地区の最寄りの保健所などにお問い合わせください。

ご迷惑をおかけしますが、感染拡大を防ぐためにも何卒ご協力の程、お願い申し上げます。

岐阜保健所 (電話番号)058-380-3004

相談受付時間:開庁日(月曜日から金曜日:ただし、祝日を除く)9時から17時まで