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【コロナワクチン】当院での予約方法【6/7更新】

こんばんは!5月17日(月)から、当院でもコロナワクチン個別接種の予約を開始しております。

6/7現在、新規予約は一時的に中止しております。また再開時期が決まりましたらお知らせいたします。

(各務原市のコロナワクチンについてのまとめはこちら→各務原市コロナワクチンについて

いくつか注意事項があるので、記載させていただきます。(随時変更あり)

当院での対応方針

原則として以下の全てを満たす方のご予約を優先してお取りしております。

・かかりつけの患者さま(当院の診察券IDをお持ちの方)

・各務原市に住民票のある方

・接種券をお持ちの方

予約方法と注意

①電話予約 ②院内での予約

の2種類です。

・接種1回目と2回目の予約は同時に取ります。

予約を変更、移動させていただくことがあります。

・基本的に予定は当院で調整させていただき、後日こちらから電話で連絡いたします。

→ご連絡は6/8以降できる限り速やかに行う予定です。

いずれも診療時間内(9:00〜12:00、17:00〜19:00)のみの受付とします。それ以外の時間は対応致しかねます。

電話での予約

※診療時間内にかけるようにしていただきますよう、お願い申し上げます。

予約時には、当院の診察券番号、電話番号、お名前が必要です。お手元にご用意ください。

当日は接種券を持参してください。

電話がつながりにくいことが予想されますが、ご了承ください。

院内での予約

予約時には、当院の診察券番号、電話番号、お名前、が必要です。

当日は接種券を持参してください。

通常診療時間中につき、密防止など感染予防の観点から予約のために院内でお待ちいただくことはご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

新型コロナワクチン接種一回目

本日(5月1日)、新型コロナワクチン(1回目)接種してきました。

医療従事者ですので優先的に接種していただきました。

以下、あくまでもわたしの感想ですが、共有させていただきます。

医療従事者の枠での接種なので集団接種とは異なるとは思いますが、到着から接種まで5分くらいで終わりました。

打った瞬間は全然、痛くありません。

その後、15分間待機。これは国のルールで決まっています。その間も特に変わりはありませんでした。

帰宅後、だんだん腕がだるくなってきました。インフルエンザのワクチンなどを打ってもこんなに痛くならないです。

現時点では腕が痛いくらいで、元気です。

また明日以降、変化があれば追記します。

今回の集団接種は非常にスムーズな流れでしたので、当院で個別接種が始まった際には参考にしたいと思います。

今年のゴールデンウィークは、昨年に引き続きステイホームですね。

これ以上、医療崩壊が起きないよう、みなさんでがんばっていきましょう!

【各務原】新型コロナウイルスのワクチンについて【6/4更新】

各務原市コロナワクチン特設サイトはこちら♪

各務原市は、65歳以上の希望者に接種するためのワクチンを確保しております。

⭐︎概要⭐︎(各務原市の場合)

・住民票のある自治体でのみ接種可能。

・接種の方法は、下記の2つ。

①集団接種

・福祉会館などで実施

→5月15日〜土日毎に開催予定

※新型コロナウイルスワクチン接種券の提示で、ふれあいバス、ふれあいタクシー、チョイソコかかみがはらの運賃が無料になります。

②個別接種

・クリニックなど各医療機関で実施

→6月1日〜実施

⭐︎当院での個別接種のご案内⭐︎

★当院での予約方法まとめはこちら★

当院での対応方針は下記の通りです。

・原則として、かかりつけ患者さまを優先して対応する予定です。

・各務原市に住民票のある方のみ対応できます。

・予約していただいても変更をお願いする可能性もあります。(予約していただいた日に、絶対に打てるということを、お約束することができません。)

・早めにワクチン接種をご希望される方は集団接種で予約を検討下さい。

時期はゆっくりになってもよいので当院での個別接種を希望される方は、ご自身の年齢に応じた予約開始時期をご確認の上、予約してください。

⭐︎予約開始時期⭐︎

※65歳以上の個別接種の受付が始まっています。(6/4現在)

※年齢は令和4年3月31日時点の年齢です。

※上記は予約のみで接種開始は6月1日以降です。

※上記の日程より早く予約を受け付けることはできません。

※混雑が予想されますので、ご迷惑やご不便をおかけするかもしれませんが、何卒ご容赦ください。

※問い合わせは診療時間中にしていただくようにお願いします。

新型コロナウイルスワクチンについて

春の訪れに、何だか心浮き立つ今日この頃です。春の匂いを、感じる人と感じない人がいるのを最近初めて知りました!

花粉症の症状を訴える患者様も増えてきましたね。

さて、患者さまから新型コロナウイルスワクチンについての相談や接種依頼を受けることが多くなってきました。

各務原市は、この辺りだと鵜沼市民サービスセンターや総合体育館などで、平日午後や休日に集団接種を行う方法を準備しているようです。

まだ詳しくは決まっていないので、また何か決まりましたら共有させていただきます。

当院も、医師会から接種業務の協力依頼を受けました。ワクチンがコロナ禍を乗り超える切り札になるといいのですが。

暖かくなってきたとはいえ寒暖の差が激しい季節ですので、くれぐれも体調を崩しませんように。

7月14日は内視鏡の日です

気付けばいつの間にか下半期。

1年ってあっという間に過ぎていきますね。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

7月14日は、「な(7)い(1)し(4)きょうの日(内視鏡の日)」です!

最新のがん統計によると、2人に1人は一生のうちにがんに罹患するといわれています。

その中でも大腸がんは男女を合わせて最も罹患率が高いがんとして知られています。

大腸がんは早期発見し適切に治療すれば完治する病気です!!

また、がんの根になる、腺腫や鋸歯状病変の状態で切除すれば癌を予防することもできます。

つまり、早期発見・治療を行う事ができれば大腸がんは決して怖い病気ではないのです。

がんを早期発見するためには内視鏡検査や、当院で導入している大腸CT検査が有効ですよ。

内視鏡検査は「痛そう」「苦しそう」「気持ち悪そう」などいいイメージがない方が多いと思います。

当院ではそんなイメージを払拭できるよう少しでも楽な気持ちで検査を受けられるよう様々な工夫を凝らしております。

例えば・・・

軸保持短縮法というおなかのつらさを感じさせない腸を伸ばさない方法で内視鏡を挿入する。

→腸を伸ばして挿入する内視鏡よりも、お腹が張りにくく、痛みも軽減するので安心して検査を受けることができると思います。

少しウトウトする程度の鎮静剤を使用して検査を行う。

患者さん一人ひとりに適した量のお薬を調合して、体に優しく、つらくない検査になるよう心がけています。

「内視鏡検査なんてしたらコロナウイルスが心配…」というかたもいらっしゃるかと思います。

当院では内視鏡学会のガイドラインに加え、工夫した感染予防、徹底的な換気消毒を行なっておりますので安心していただければ幸いです。

便潜血が陽性であっても、精密検査を受けない方が非常に多いのが問題となっています。

詳しくはこちら(別ウインドウが開きます)

繰り返しになりますが、大腸がんは早期発見で90%以上が治癒する病気です

大丈夫だろうと思って再検査を受けていない人はいませんか?

気になった方はぜひご相談を!

各種検診が再開します

各務原市で例年6月1日から実施している各種検診は7月1日から実施されることになりました!

※各務原市の検診日程について
詳しくはこちら!(各務原市のサイトが開きます)


緊急事態宣言が解除され、少しずつですがウイルス流行前の活気を取り戻しつつあるように感じます。

現時点では、新型コロナウイルス感染者は少なくなりました。各務原市においては約1ヶ月の間、確認されておりません。

それでも、待合室や診察室などでの感染を心配して、受診や検査等を控えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

新型コロナウィルス以外にも、治療が遅れると危険な病気はたくさんあります。

当院ではでき得る限りの感染予防対策を行っておりますので、安心して御来院ください。

皆様の健康管理が疎かになるのを心配しております。

とはいえ、油断は禁物!

第二波の襲来も気になるところです…

「新しい生活様式」を日常生活の中に取り入れて、感染拡大を予防していきましょう!

新しい生活様式に馴染めるようにがんばります!

ところで、ブログ読まれてる方いらっしゃいますか?(^^;;

もしよければ、感想を聞かせてくださいね^_^

内視鏡検査を再開いたします。

内視鏡検査の受付を再開します!

当院では内視鏡学会ガイドラインに従い、かつ様々な工夫をすることで安全な内視鏡検査を提供できるよう準備を行ってきました。

そして、5月14日付で岐阜県への緊急事態宣言が解除されたことから、一時的に停止しておりました内視鏡検査の受付を再開いたします。

感染症対策の一環で、検査の延期などを受け入れてくださった患者様、皆様に心より感謝申し上げます。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

なお、当面の間は内視鏡検査の予約の件数を制限させていただきます。

(検査の前後に消毒、換気などを徹底して行うために時間がかかってしまいますのが理由でございます。)

また、新型コロナウイルスへの感染状態に関する問診や体温測定の結果次第では、検査が延期になる可能性があることもご理解いただきますよう、お願い申し上げます。

各務原市のみなさんを始め、岐阜県に在住の方々の日々の行動のひとつひとつが緊急事態宣言解除に繋がったのだと思います。

まだ、完全に終息したわけではないので油断は禁物ですが、一刻も早く皆様が日常に戻れますことをお祈り申し上げます。

内視鏡検査について

新型コロナウイルス感染症に関する消化器内視鏡診療について

※個人的な解釈が含まれますので、過酷な状況の中、内視鏡検査を続けていらっしゃる他の医療機関を批判したり貶める意思はないとご理解ください。

当院においては、コロナウィルス感染のリスクを考え、3月頃から内視鏡検査の延期を患者さまにお願いしております。

ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

そして、快くご協力をいただきました患者さま、みなさまに大変感謝しております。

さて、このたび4/16付で「消化器内視鏡学会」より以下のような通達がありました。(検索すると読めるので興味のある方は読んでみるのもいいかもしれません。)

以下、抜粋です。

・新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象地域においては、感染拡大を防ぎ、かつ医療従事者を守るためにも、少なくとも緊急事態宣言の期間中は緊急性のない消化器内視鏡診療の延期・中止を強く勧めます。このことは、個人防護具の節約のためにも極めて重要なことです。

延期できない検査・治療の多くはクリニックで施行する頻度は低いと考えられますので、実施可能で感染対策がとれている施設に紹介されることが肝要と考えます。

これは、いわば個人病院での内視鏡検査を控えろといった内容だと感じました。

当院で感染対策がとれてないかといえば、そんなことはありません!!

むしろ、早期から感染リスクを考え、防護服の着用やフェイスシールドの装着を徹底して行っておりました。

しかし、内視鏡検査の施行による感染リスクが高いことには変わりないと考え、患者さまやスタッフ、そのご家族の方々、地域のみなさまの安心のためにも、内視鏡検査は可能な限り控えた方がよいように思えました。

また、内視鏡検査を控えることによって個人防護具の節約につながるとも考えました。

医療用防護服は全国的に不足しています。節約することで、集中治療室や重症患者の治療を行なってくださっている方々に少しでも行き渡るとよいと思います。(微力ですが。やらないよりいいはず!)

2019年9月にリニューアル開業してから、普段の診察に加え、胃カメラや大腸カメラだけでなく大腸CTを導入するなど、患者様のご病気の早期発見、治療を目標としてきました。今もその気持ちは変わりません。なので、検査の機会が減るのは残念です。

しかし、今は一人一人ができうる限りの努力をして感染拡大を食い止めるべき時だと思います。

従って、あちわ内科では、しばらくの間、内視鏡検査は行いません。

もちろん、緊急で検査が必要な病気はあります。その場合には、対応の病院を紹介しますので、ご安心ください。

当院で対応できることもありますので、変わらず気軽に相談もしてくださいね。

院内での感染対策

最近はテレビをつけるとコロナウィルスの話題ばかりで気が滅入りますね😢
患者さまからも不安の声が聞こえてきます。
 
あちわ内科では、患者さまに少しでも安心してご来院していただけるように様々なコロナウイルス対策をしています。

例えば・・・
 
★1日2回、朝と夕方にスタッフの検温。

★職員全員のマスク常時着用。

★院内の消毒の徹底。
※治療器具や診療台など、新型コロナウイルスに限らず普段から感染症対策として滅菌や消毒を徹底しています。

★院内各所に手指消毒液の設置。

しっかりとした換気(この季節なので、寒いかもしれませんが、ご理解いただけると幸いです)

また、症状に応じてではありますが、

⭐︎車で待機していただく。

⭐︎診察から薬の受け渡しまでほかの患者さまと接触することがないよう配慮する。

などなど。

現在の日本国内の感染状況をみて、来院を控えている患者さまもいらっしゃると思います。


でも、コロナウィルス以外でも放っておくと危険な病気はたくさんあります!


今後も、でき得る限りの院内感染防止対策を行なっていきますので、安心して御来院いただければと思います。

コロナウイルスPCR検査について。

コロナウィルスのPCR検査について

高山義浩先生がとてもわかりやすい内容でFacebookに投稿されていたので、わたしもシェアさせてください。

以下、引用です。

長いですが、ぜひ参考にしてください。

↓↓↓

新型コロナウイルスの診断に用いられるPCR検査について、明日(3月6日)から保険適用となります。いままでは保健所の適用判断による行政検査のみでしたが、今後は医療機関の医師が必要と判断すれば、保健所を介さずに検査できるようになります。

ただし、どこの医療機関でも検査を実施してくれるわけではなく、全国に844ある「帰国者・接触者外来」を中心に、都道府県が指定する医療機関のみで実施されます。このこと、総理すら理解されていなかった節があり、明日以降、医療現場で混乱があるかもしれません。

以下、このPCR検査と今後の医療体制について、Q&A方式で解説します。皆さま、どうぞ適正に医療機関を受診するようにお願いします。

問1 PCR検査の精度はどのぐらいですか?

臨床検査の精度管理には、いろんな指標があります。そのうち感度というものが重要な指標なので、これで説明します。感度とは「真の感染者に検査したとき、どれくらいが陽性になるか」というもの。裏を返せば、「見逃しがどれくらい出るか」という指標でもあります。

で、実は、新型コロナウイルス感染症に対するPCR検査の感度は高くありません。諸説ありますが、おそらく70%以下だと思われます。10人の感染者がいたとして、少なくとも3人は見逃すってことです。このことを理解いただいたうえで、以下を読み進めてください。

問2 なぜ、保健所による行政検査は制限されていたのですか?

地方における検査体制は無尽蔵ではありません。検査を行う機械も必要ですが、検査のための試薬も必要です。もちろん、検査技師も必要で、検体を運ぶ人も必要です。これまで医師が必要と判断しても、そのすべてを受け止めるだけの検査体制がありませんでした。今回、民間の検査機関が参入して、検査体制が強化されること自体は良いことだと思います。

問3 明日からは、検査を受けたい人なら誰でも受けられるのですか?

いいえ、誰もが受けられるわけではありません。症状が長引いていて、かつ医師が必要と認める患者さんだけです。公費が充てられるとのことで、自己負担はありませんが、そもそもは1回あたり1万8000円もする検査です。風邪症状だけで皆さんが使い始めたら大変なことになります。ただでさえひっ迫している社会保障費ですから、必要な患者さんに絞られるべきです。

問4 なぜ、一般のクリニックでは検査をしてくれないのですか?

民間の検査機関における体制も十分ではないからです。万一、検査依頼が殺到してしまうと、重症患者への検査ができなくなってしまう恐れがあります。ですから、感染が確認された患者さんの入院体制までが整った医療機関に絞っています。

もうひとつ、医療従事者を危険にさらすという問題もあります。PCR検査というのは、鼻やのどに綿棒を突っ込んで検体を採取します。そうすると、多くの人は激しく咳き込みます。このときエアロゾルと呼ばれるウイルスを含んだ粒子を大量に拡散させるんですね。

インフルエンザの検査であれば、サージカルマスクを着用していれば予防できるのですが、新型コロナだとサージカルマスクでは防ぎきれない可能性が指摘されています。小さなクリニックの診察室だと換気が不十分なこともあり、医療従事者の感染リスクとして心配されているのです。

さらに、十分な換気もしないまま、次の患者さんが診察室に入ると・・・ その患者さんすら感染してしまうリスクになります。ですから、このPCR検査は小さなクリニックで行うべきではありません。それなりの設備をそなえた医療機関でのみ行うべきなのです。

問5 軽症でも検査で診断すれば、外出自粛などの予防につながるのでは?

前述のように、PCR検査の感度は高くありません。見逃しが多いということです。検査をして陰性であれば、皆さん、自分は大丈夫だ、ただの風邪だと思ってしまいますよね。そうやって、外出を自粛せずに仕事をしたり、遊びに行ったりするかもしれません。これでは、感染拡大の原因になってしまいますね。検査結果によらず、誰しも症状があるあいだは、家で療養していただくことが一番なんです。

問6 とはいえ、診断してもらった方が安心なのですが?

よくわかります。原因不明の発熱ほど不安なものはないですよね。診断名を聞いただけで安心される患者さんもいらっしゃいます。たとえ治療できなかったとしても、見通しを伝えることだって医療の役割だと私も思います。

それでも、どうか症状が軽いのであれば、いまは診断を求めずに家で休まれていてください。症状の軽い人まで病院に集まってしまうと、待合室に人混みができてしまいます。ほとんどの人は新型コロナに感染していないでしょう。でも、そこには本物の感染者も混じっている可能性があるのです。

現時点において、皆さんが電車に乗っても、スーパーに買い物に行っても、新型コロナに感染する可能性はほとんどありません。そこまで地域流行していません。でも、唯一例外なのが病院の待合室なんです。新型コロナではなかったのに、病院に行ったばっかりに新型コロナに感染して帰ってくる。そんなことが起きてしまうことを心配しています。

ですから、病院に行かないことこそが感染拡大を防止するうえで重要なのです。病院に人混みを作らないことで、体調不良で受診してくる乳幼児や高齢者、基礎疾患のある人を守ってください。不安な方のためには、各都道府県が電話相談窓口を設置しています。県庁のウェブサイトなどで確認してみてください。

もちろん、症状が4日以上長引いているとか、倦怠感が強い、息苦しい、食事がとれないなど、症状が重いと感じるようでしたら、迷わず医療機関を受診いただいて結構です。

問7 軽症のうちに診断した方が重症化が予防できるのでは?

いいえ、早めに受診しても重症化を予測することはできませんし、軽症の段階から使用できる治療薬もありません。たしかに、重症患者に対して使われている薬剤(カレトラ、アビガンなど)はあるのですが、これら薬剤の効果については、まだ明確ではありません。風邪薬や抗菌薬などと比べると副作用の強い薬です。軽症者が内服することのメリットはありません。

たしかに、高齢者や基礎疾患がある方については、重症化するリスクが存在します。何らかの見守りが必要になることもありますから、体調のことで気になることがあったり、2日程度たっても症状が改善しないのであれば、(新型コロナ以外の可能性もふまえて)かかりつけ医に早めに相談することをお勧めします。

あと、お子さんを見守っているお母さん(とお父さん)。あなたの直観は正しいです。親として病院に連れて行った方がいいと思うなら、周囲がとやかく言うことではありません。迷わず受診させてください。ただし、「大丈夫そうなんだけど、念のため診断してもらおうかな」だったら、ゆっくり寝かせておいた方が良いかもしれません。

判断に迷うようでしたら、小児救急でんわ相談の短縮番号「#8000」をプッシュしてみてください。お住まいの都道府県の相談窓口に自動転送され、小児科医師や看護師から対処の仕方や受診する病院などのアドバイスが受けられます。

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※ このQ&Aについて、高山は一切著作権を主張しません。お役に立ちそうでしたら、どうぞ自由に引用/改変いただいて活用してください。